ワシントンDCの「今」を駐在員の視点から-ワクチン接種開始で、空港・駅の混雑に変化は?
入国規制
米国疾病予防管理センター(CDC)は、空路で入国する全ての旅客に対し、出発前72時間以内に新型コロナウィルス検査を受け陰性証明提示することを入国条件にする旨を発表し、2021年1月26日より発効しています。
除外対象は2歳未満児のみで、トランジットのみの旅客、永住権保持者、米国市民も対象となっております。加えて、CDCは米国入国後3~5日後に再度PCR検査を受け、たとえ陰性であったとしても7日間は自宅または滞在場所にて待機することを推奨しています。尚、PCR検査を受けない場合は10日間待機となります。
さらにワシントンDCでは、市独自で移動制限を設け遵守するよう推奨しており、国内移動にも制限がかかっています。
直近7日間で10万人あたりの新規感染者が10名以上の国または州からワシントンDCを訪問する場合は、到着72時間前にPCR検査を受け陰性証明を受けることになっています。ただしバージニア州、メリーランド州および24時間以内の市滞在は対象外となります。
また、ワシントンDC到着後3~5日以内にPCR検査を受診し、陰性証明得られるまで活動を自粛しなければなりません。米国全体に適用されるCDC推奨の入国後PCR検査や移動制限とは別に、州や市自治体が独自に移動制限設けている場合がありますので、ワシントンDCだけでなく米国渡航の計画の際は、州や市などの情報も収集する必要あります。