タイ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報)(出典:OTOA)
「新型コロナウイルス」の影響について、現在のタイの最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2021年1月25日時点の総感染者数は13,500名
■ 行政・その他機関からの発表
感染の危険が高いとされる28県において、以下の措置が発表されております。(第一段階)
〔期間〕
2021年1月04日~2月01日
〔内容〕
・施設営業時間の規制
・感染リスクの高い施設の閉鎖
・教育施設のオンライン化
・集団での会合等の禁止
・県境の移動を規制
・企業等に対する在宅勤務の要請
・百貨店の営業を21:00までに短縮
・競技場等の閉鎖
・イベントの禁止(会議、セミナー、パーティーなど)
・飲食店でのアルコール類の提供を禁止。
※1月22日より、ムエタイ競技場、競馬場、パブ、カラオケ等を除き規制緩和。
教育施設は2月01日より再開。
◎ プーケットの状況
タイ国内の危険地域に指定された地域から、プーケットに入島した場合、下記指示に従う必要があります。
1) 旅行の必要性を証明する書類の準備(最も危険な地域のみ)
2) スマートフォンにMorChanaアプリのダウンロードの上、必要に応じて提示
3) プーケット県指定のサイト・GoPhuGet(https://www.gophuget.com/ )よりオンラインで登録
4) プーケット内病院でのスワブテスト(72時間以内に検査実施した人は、検査結果を提出可)
5) 自宅またはホテルでの14日間の隔離検疫
6) 監視、予防、管理措置の指示に厳密に従うこと
■ ワクチン接種・計画状況
1月22日、アストラゼネカ社製のワクチンをタイ政府が正式承認。
初回: 5万回分、2月に接種開始。2回目: 15万回分、3~4月に接種開始。
初回接種に関しては国境職員、隔離施設職員等が対象となり、その後医療関係者等が接種が開始されます。
ワクチンに関しては、同時に中国シノバック社の製品も承認に向け審議中です。
■ 市内の状況
◎ バンコク
市内に関しては多くの業種で規制緩和がなされ、約1ヵ月の規制強化を終了しております。これにより、市内に関しては人通りも少し増えてきておりますが、依然として感染の懸念により街中を出歩く人は通常に比べ限定的です。
引き続き飲食店でのアルコール提供、並びにパブ、カラオケ等の営業、教育機関の再開に関しては状況を見て再開を検討することとなっています。
◎ プーケット
プーケット島民の生活水準は、コロナウイルス感染拡大前に比べてほぼ復旧しております。
タイ国内からプーケット島へ入島するための規制が強化され、事実上、旅行者の受け入れが停止となっている観光業界は、政府に対し固定経費の値下げを陳情する動きが活発化しています。
プーケットのホテルに関しては、年末年始に合わせて再開業が目立ったものの、2021年1月に入り、再度クローズするホテルが増加しております。
以上、ご注意ください。