2021年度ANA 国内線航空輸送事業計画を策定

  • 2021年1月19日

プレスリリース転載

・新型コロナウイルス影響による需要変動を都度的確に見極め、柔軟性をもち機動的に対応します
・使用機材の小型化を中心として一時的に事業規模を縮小し、徹底した費用削減を行います
・国内線を収益の柱と位置づけ、高/需要路線を中心にネットワークを再編します

ANAは、2021年度の国内線航空輸送事業計画を策定しました。

  • 新型コロナウイルスの影響による需要変動を都度的確に見極め、柔軟性をもち機動的に対応するため、運休・減便が発生した場合については、引き続き月次で発表させて頂くとともに、需要回復が見込まれる場合は、機材の大型化・増便で適切に対応してまいります。

  • 国内線の大型機の早期退役を進めるとともに、国際線機材を一時的に国内線に配置するなど、環境負荷の低い中小型機を使用して運航費用を徹底的に抑制します。大型機の使用割合は2020年度当初事業計画(※1)比で5割削減し、小型機は3割増加します。

  • 需要動向や競争環境を踏まえて、一部路線で運休・減便を行うとともに、季節による需要波動の大きい路線においては期間運航化により路線を維持し、収益性の向上を目指します。

  • 国内線を収益の柱と位置付け、収益の見込める路線においては積極的なネットワーク再編を行い、収入拡大を図ります。夏季期間において、プレジャー需要が高い沖縄・北海道方面の期間増便や羽田=宮古線の増便を行います。

国際線旅客便の輸送事業計画は1月26日、貨物専用便の輸送事業計画は2月上旬に発表予定です。

※1ANA NEWS 第19‐103号 「2020年度ANAグループ国内線航空輸送事業計画」(2020年1月22日発表)

■路線・便数計画

(1)運休・減便
①通年の運休・減便

需要動向や競争環境を踏まえ運休、減便をします。
※2 4月29日~5月5日、9月3~5日、10~12日、17~20日、23~26日、10月1~3日、8~10日、15~17日、22~24日、29~30日は6往復/日で計画
※3 2020年度当初事業計画の運航日は7月17日~9月30日のため、2021年度は通年運休

②期間減便・期間運航化
季節によって需要の変動が大きい路線の期間減便や期間運航化を進め、需給適合を追求します。
※4 4月1日、23日は3往復/日、4月20日、21日、28日、5月6日は2.5往復/日で計画
※5 4月28日、5月6日、6月1日は3.5往復/日で計画
※6 4月16日、5月21日、25日、27日、28日、10月1日、8日、12日、15日、18日、19日、21日、22日、26日、27日、29日は1往復/日で計画
※7 6月14日、15日、17日、18日、22日、25日、27日、29日は1往復/日で計画
※8 5月12日は0.5往復/日で計画

(2)増便・再開
①通年の増便

需要動向や競争環境を踏まえ、以下の路線を増便します。
※9 7月16日、8月31日は13.5往復/日で計画

②期間増便、高需要路線の増便
沖縄・北海道方面を中心に高い利用率の見込まれる路線を増便します。
※10 7月16日は4.5往復/日で計画
※11 8月6日~16日は8往復/日で計画

(3)新型コロナウイルス影響への対応
新型コロナウイルスの影響による需要変動を都度的確に見極め、柔軟性をもち機動的に対応するため、運休・減便が発生した場合については、引き続き月次で発表させて頂くとともに、需要回復が見込まれる場合は、機材の大型化・増便で適切に対応してまいります。