フィンエアー、初のバーチャルリアリティー・フライトを「運航」クリスマスシーズンに、サンタに会いに行こう

  • 2020年12月21日

プレスリリース転載

 フィンエアーは、バーチャルリアリティー(VR)の技術を利用して、クリスマスシーズンにラップランドのサンタさんと会いに行く家族旅行を可能にします。ヘルシンキ発ロヴァニエミ行きの「フライト」を、VRを利用して、12月25日から8便運航。お子様をはじめ、皆様を、サンタの故郷であるフィンランドのロヴァニエミにお連れします。

 「サンタクロースのオフィシャルエアライン」フィンエアーは、お客様に、VR を使用した 360度の没入型体験を提供いたします。このVRコンテンツは、フィンランドのVRスタジオZoan(ゾアン)が、最先端のリアルタイム3Dグラフィックスツール、Unreal Engineを使用して制作したものです。 携帯電話やノートパソコンを使ってフライトを楽しむことができ、快適なフィンエアーのノルディック・ビジネスクラスの座席に座っているような体験をしていただけます。また、VRヘッドセット(Webブラウザにアクセスしてビデオ視聴が可能なタイプ)を使用することも可能です。

 ご搭乗のお客様は、客室乗務員によって提供されるリフレッシュメントを楽しんだり、星空を眺めたり、ドラマチックなオーロラを見つめることなどができます。また、VR体験では、聞き覚えのある機内のフライトサウンドスケープやクリスマスを彩るホリデーデコレーションを楽しむことができ、近くの座席に座っている、おなじみの、あの人物を見ることができるかもしれません。冬の街、ロヴァニエミに着陸した後は、北極圏を越えて、サンタクロースのキャビンで、サンタさんと会うことができます。

 ラップランド行きVRフライトの所要時間は、各便とも30分で、料金はお一人様10ユーロです。Finnair Shopにて、ご予約・ご購入をしていただけます。VRフライトでは、素晴らしい体験を楽しんでいただくことはもちろん、恵まれない人や支援を必要としている人に寄付をすることも可能です。また、VRフライトに関する全ての収益は、新型コロナウィルスの影響により苦しんでいる子供たちを支援する、ユニセフの活動の活動に寄付されます。

 フィンエアーのグローバルセールス担当ヴァイスプレジデント、ミッコ・トゥルティアイネン (Mikko Turtiainen)は、次のように述べています。「最先端のバーチャルリアリティ技術のおかげで、フィンエアーは、旅行の制限があるにもかかわらず、ラップランドのロヴァニエミに『航空機を運航』し、冬のワンダーランドを家族で楽しんだり、サンタさんに会うといった体験を提供できるようになりました。参加される方々の大きな笑顔が見られることを願っています」と述べています。

 「サンタクロースのオフィシャルエアラインとして、最新テクノロジーを活用し、本当に思い出に残るホリデー体験を提供できることを非常に喜ばしく思っています。世界中のお客様に、ご自宅で快適に、フィンエアーのビジネスクラスでワクワク感を味わいながら、フィンランドのラップランドで、時と場所を超えた驚きとクリスマス気分をお楽しみいただきながら、時期が来たら、また旅行したいと思っていただけることを心より願っています」

 ロヴァニエミ観光局(Visit Rovaniemi)の CEO、サンナ・カルッカイネン(Sanna Kärkkäinen)は、次のように述べています。「ホリデートラベルのVR体験として、サンタのオフィシャルエアラインで楽しむ、今回の企画は申し分ありません。私たちは1年以上前からロヴァニエミでのVR体験を研究開発してきました。フィンエアーとの協力により、世界中の皆様に、希望とともに、季節のメッセージをお届けできることは素晴らしい機会だと思っています」

 高品質なコンテンツが不足していることが、VR技術を本格的に採用する上での最大の障壁の1つとされています。フィンエアーは、2016年から、先駆けてVRを活用しています。本格的にVRを初めて使用したのは旅行イベントにおいてです。特別な専用のVRヘッドセットを利用して、来場者の方々に、エアバスA350の機内体験を楽しんでいただきました。

 フィンエアーのカスタマーエクスペリエンス&プロダクツ担当ヴァイスプレジデントのティーナ・ティッサリ (Tiina Tissari)は、次のように述べています。「VRは、実際の機内体験を補完する、重要なツールだと考えています。例えば、お客様はVRを使って観光名所や場所をチェックして、休暇の目的地を選んだり、旅行の計画を立てたりすることができます。私達は、お客様が個々のニーズや好みに合わせて旅をカスタマイズし充実させることで、機内での体験も、より一層、個人にパーソナライズされるようになっていくと考えています。こういった面においてもまた、VRは有益なツールになる可能性があります」

 このVRフライトは英語対応のみとなります。詳細は、Blue Wings onlineでご確認いただけます。

■フィンエアーについて
フィンエアーは、アジアとヨーロッパを結ぶ旅客便および貨物便の運航に特化し、豊富なネットワークを有するモダンなプレミアムエアラインです。拠点とするヘルシンキの地理的優位性を活かし、多くのヨーロッパの就航都市とアジアの主要都市を最速で結んでいます。Skytrax社のエアライン格付けでは4つ星評価を獲得しており、oneworld加盟航空会社です。2019年度の年間売上高は30億9800万ユーロで、同年度中で1470万人以上のお客様にフィンエアーをご利用いただいています。

フィンエアーは、日本と欧州を結ぶ路線において日本航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空と欧州線共同事業を実施しています。これにより4社は日本と欧州間を往来するお客様に、共同運賃やより多くのフライト選択肢、利便性を提供しています。