隔離期間
到着翌日より起算
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1日目12月3日(木) | 前日の空港でのPCR結果の電話通知はなく、陰性であることがわかる。3日前に日本で行ったRCR・抗体検査と、中国入国時の検査ともに陰性であり、このまま部屋に隔離を続けていれば感染の可能性は格段に減り、ようやく北京へ戻れる目途がたち安堵する。AM:一応のホテルアメニティはおいてあったが、この他にも今後14日分の日用品が届く。足りなければ補充可能。通常テレワーク勤務体制に戻る |
2日目12月4日(金) | 終日テレワークホテルのWi-FiではOut Look メールの取り込みに多少時間がかかる。 |
3日目12月5日(土) | 休日
食事の受け取りか、何か注文をしない限り、全くそのとの接触はない。使用されている部屋も間隔をあけているのか、周囲の音も一切聞こえない。この日は夕食は、4時40分に送られる。お弁当はいつもすでに冷めているので、少しでも温かいうちにと、着いてからすぐに食べるので、翌日の朝食までの時間がかなりある。
ホテルの日本人担当職員から、明日は1日休暇との連絡が入る。きちんと休みも取得されているのでよかった。 |
4日目12月6日(日) | 移動範囲が部屋の中だけなので、筋力が衰え、健康にも影響するのではと、室内で靴に履き替え気持ちエクササイズする。日本からも本を持参したり、TVはNHKも入る、WiFiもあるので、音楽を聴いたり、チャットなどで退屈はしない。 |
5日目12月7日(月) | 午前中にホテル担当者より、以下の連絡が入る。現在までのところ体調もよく来ているので、隔離終了予定日16日の大連―北京フライトを予約する終日テレワーク |
6日目12月8日(火) | 9:40頃 ノックがあり抗体検査担当官が来る。白い防護服の女性がたった一人で採血機器を抱え立っている。部屋に入らず、立ったままその場ですぐに採血が始まった。綿棒を一本渡され、鼻に入れるのかと思ったら、採血の針の後をこれで抑えるようにとのこと。ものの2分もあるかないかで全て終了。終日テレワーク |
7日目12月9日(水) | 前日の検査結果連絡はないが、問題があれば連絡があるだろうと思い、ひとまず安心。終日テレワーク |
8日目12月10日(木) | ミネラルウォーター補充依頼:10本サービスしていただく。以降は要購入タオル交換依頼:使用後タオルをビニール袋に入れドアの前に置く。交換タオルが来るとノックで合図終日テレワーク |
9日目12月11日(金) | 有給取得 |
10日目12月12(土) | 休日 |
11日目12月13日(日) | 寒波到来。早朝にPCR検査の連絡が入る8:40 担当官到着、前回同様ドアのところで検体採取。喉のみ。所要時間数秒!夜 数日後に控えたチェックアウトの報告が入る。この連絡が入るということは、今朝のPCR検査は大丈夫そう |
12日目12月14日(月) | 終日テレワーク |
13日目12月15日(火) | 終日テレワークいよいよ最後の宿泊、お弁当も味わっていただきました。ある意味規則正しい生活で、夕方5時にはお腹が空くようになりました。 |
14日目12月16日(水) | 09:00 チェックアウト開始写真左下は体温測定記録用紙と体温計返却箱費用は支払済みなので、ルームキーとすでに用意されていた関連書類を交換し、体温測定記録を提出して終了。ここまで数回の検査が行われたが、この時初めて正式に全て陰性であったとわかった。ホテル側もチェックアウトする側も、すでに隔離を経た安心感か、到着時の緊張感はない。
受取書類1.隔離解除観察告知書2.PCR検査結果3.抗体検査結果4.宿泊代領収書5.PCR検査領収書6.抗体検査領収書以上でチェックアウト終了。※後から知りましたが、次移動時間が遅い時間の場合、チェックアウト時間の変更ができるそうです。この瞬間から、以降の行動には、独自で手配し、引率者はつかない。ギャップが大きい。2週間ぶりの外は、快晴 |
大連~北京
ホテル~空港タクシー移動 35.68元 フロントで呼べる
空港入り口通常の場合は携帯で健康状態を提示※隔離明けの場合、隔離解除観察告知書、検査陰性証明で入港できる
- 係員が証明書を撮影し、
中のスタッフに送っているところ
チェックインカウンター手前で大連空港の健康情報申告QRコードをスキャンし、情報入力・送信後チックインだか、システム上外国人は申告できないので、パスポートを提示し、そのままチェックインカウンターへ行ける。
空港内入国時の国際線ロビーとは変わり、平時同様搭乗客でにぎわっていたが、感染防止対策も徹底され、また乗客もそれに従い、秩序があった。マスクは入口で確認されるが、その後もきちんと守られている。セキュリティーチェック~搭乗までは通常通り。
北京首都空港体温測定があるのみで、健康チェックは一切なく、そのまま外へ出た。北京入りは厳しいチェックがあると予想していたので、本当にこのまま出ていいのか戸惑うほど。いつもと同様、そのままタクシーで帰宅。
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大連の隔離環境は、ホテルのハード面だけでなく、スタッフの対応も申し分ありませんでした。外国人向けの隔離ホテルだからかとも思いましたが、他の場所(上海、南京等)で隔離された日本人の話では、トイレットペーパーの補充もなかなかない、というホテルもあるようです。私だけでなく、同日にチェックアウトした他の日本人も、大連の隔離環境には何ら不自由は感じられなかったと語っていました。私自身は、来る前は状況が分からず、中国入国後は中国側の指示に従うのみと考えて来ましたが、これほど周到な対応がとられているとは思いませんでした。大連であれば心配はいらないと思います。とにかく自身の健康維持が最大の課題です。
隔離中、ホテルとの連絡はWechat(中国SNS)を通じて行われます。もしWechatを使用したことがない場合、ホテルでのダウンロードをすることになります。ホテルだけでなく、日本の出国から多くの手続きにスマートフォンは必要です。子供など持っていない人は同行者が、その人の分も手続きしているようです。
11ヶ月振りの中国。中国国内は平時に戻ったと聞いて来ました。感染者、濃厚接触者、海外からの入国者の隔離が徹底されていることで、市内にはある程度安心感はありますが、交通、公共施設、商業施設等利用時はマスクが義務づけられていたり、健康コードの提示を求められる、といった管理体制だけでなく、人々もコロナへの危機感を持って生活し、多くの人が自らの行動にも制限を持っていると感じられます。その意味では、中国もまだ平時には戻っていませんし、しばらくは感染に対する緊張感が続くようです。