JALも下方修正、4Q営業赤字は201億円
日本航空(JL)は4月22日、2020年3月期(19年4月1日~20年3月31日)の通期連結業績予想を下方修正すると発表した。新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大の影響を受けたもの。
1月31日に公表していた業績予想値と今回発表した数値を比較すると、売上高は1兆4860億円から1兆4110億円(5.0%減)、営業利益は1400億円から1000億円(28.6%減)、経常利益は1450億円から1020億円(29.7%減)、当期純利益は930億円から530億円(43.0%減)となった。前年の実績比では、売上高が4.1%減、営業利益が43.2%減、経常利益が38.3%減、当期純利益が64.9%減となる。
なお、第3四半期累計期間(19年4月1日~19年12月31日)の連結業績における営業利益は1201億円で、今回発表予想は1000億円であることから、第4四半期の営業損失は201億円だった計算で、全日空(NH)の営業赤字596億円と比較するとほぼ3分の1に抑えられたことになる。
JAL、通期連結業績予想の修正(単位:百万円)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に 帰属する 四半期純利益 | |
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前回発表予想 | 1,486,000 | 140,000 | 145,000 | 93,000 |
今回修正予想 | 1,411,000 | 100,000 | 102,000 | 53,000 |
増減率 | 95.0% | 71.4% | 70.3% | 57.0% |
前期連結実績 | 1,487,261 | 176,160 | 165,360 | 150,807 |