トラベルズーはこのほど、アジア太平洋地域での事業を終了すると発表した。同地域の事業はこの数年に渡って損失を生んできたという。一方、トラベルズー・ジャパンは3月18日、トラベルズーから日本法人の全株式を取得したうえでライセンス契約を締結し、日本独自で事業を継続することに合意したと発表した。

　トラベルズー・ジャパン代表取締役社長の鈴木創氏は発表文のなかで、 「観光産業の成長著しい日本のマーケットへ積極的に投資するため、 日本独自で経営を行うことを決定しました。 ライセンス契約によりTravelzooブランドを継承しつつ、 日本マーケットへ経営資源を集中し、 日本の観光産業の発展に貢献していきます」とコメントしている。