カンタス、温室効果ガス実質ゼロ化へ、50年までに
カンタス航空グループはこのほど、2050年までに二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を、実質ゼロにすると発表した。持続可能な航空産業の実現に向けたもので、カーボンオフセットの規模を早急に現在の2倍に引き上げるとともに、20年以降の正味排出量の増加を抑制する。加えて航空燃料産業の発展と支援のために、10年間で5000万豪ドル(約54億4000万円)を投じるという。
なお、先月にはIAGグループも、50年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を発表している。今回のQFの発表はこれに続くもの。