日本旅行、7月は総取扱額3.1%増、海外・国内とも団体好調

  • 2019年9月15日

 日本旅行は2019年7月の旅行取扱概況で、海外、国内、国際旅行の3部門を合計した総取扱額は3.1%増の347億575万円となった。海外旅行は0.8%減の102億4445万円だったが、国内旅行は4.8%増の211億7182万円、国際旅行が5.6%増の32億8706万円となった。

 海外旅行を部門別で見ると、団体旅行は一般団体が3.8%増の11億1810万円、教育旅行が17.3%増の5億5870万円となり、合計も7.9%増の16億7680万円と好調。一方、企画商品はマッハ・ベストツアーが8.1%減の22億6851万円、他社企画が17.4%増の5億5123万円、合計は4.0%減の28億1974万円となった。個人旅行は0.1%減の47億8235万円であった。

 国内旅行では、団体旅行は一般団体が15.5%増の37億2553万円、教育旅行団体が0.6%増の14億2061万円、合計が11.0%増の51億4614万円。企画商品は他社企画が6.7%減の4億3420万円だったが、赤い風船が3.7%増の79億1514万円、合計が3.1%増の83億4933万円となり団体、企画ともに前年を上回った。

 また、JR券は12.0%増の40億3334万円、航空券も19.8%増の26億9085万円と好調だったが、観光施設の入場券などを集計する「観光旅行他」は41.5%減の9億5217万円となった。これらを合計した「個人等計」は2.7%増の76億7635万円だった。