メキシコ / アエロマル航空「メキシコシティ~ウアステカ・ポトシナ線」就航中
メキシコのLCC(格安航空会社)「アエロマル航空」(Aeromar: VW)は、2019年8月15日より、メキシコシティとウアステカ・ポトシナ間(空港はタトゥイン: TSL)に週2便で直行便を就航いたしました。
■ フライト・スケジュール
便名: VW372便 メキシコシティ発 14:15 → タトゥイン着 15:25
便名: VW373便 タトゥイン発 16:10 → メキシコシティ着 17:30
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* 往復とも、毎週木曜・日曜の週2便。
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* 使用機材: ATR72型機(プロペラ機のターボプロップ)
ウアステカ・ポトシナとは、サンルイスポトシ州の中の20の村や地域の相称で、中心となる町はシウダー・バジェス(Ciudad Valles)というところです。タトゥイン空港はそのシウダー・バジェスまで30~40分ほどの距離にある、その名の通りの町の郊外にある小さな空港です。
※ウアステカとはその地の先住民族を指し、ポトシナとは「(サンルイス)ポトシの」という意味です。「ウアステカ」と呼ばれる地域は他にベラクルス州やタマウリパス州、ケレタロ州、プエブラ州の一部にも広がっています。
メキシコ湾地方からシエラマドレ山脈に掛けて緩やかな勾配があるため、気候が温暖で多様な動植物の宝庫です。日本のテレビ番組でも取り上げられたことのある秘境感たっぷりの大瀑布「タムールの滝」を中心に、大変美しい湖や川、鍾乳洞が数多く点在しており、周辺のプエブロ・マヒコの村々とあわせて数日かけて訪れるのがお勧めです。
メキシコシティからは車で7時間強、サンルイスポトシの州都からでも3時間半ほどかかるため、アクセス面で少々不便な場所でしたが、タトゥイン地方空港の拡張により、定期便の乗り入れが可能となりました。また地元自治体も観光客誘致に力を入れているため、周辺の道路も改修が進んでいるほか、周辺の村でも宿泊施設やレストランが増えてきています。この機に是非訪れてみてはいかがでしょう。
なおスケジュールは予告なく変更になる場合がありますので、ご注意ください。