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クイーンズランドが観光セミナー、Twitterプロモーションも発表

  • 2019年9月8日

(左から)サマーズ氏、スチュアート氏、小林氏、坂本氏 クイーンズランド州政府観光局は9月5日、ケアンズ観光局、ブリスベン観光局、ゴールドコースト観光局と共同で観光セミナーとプロモーション発表会を開催した。セミナーでは、ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコーストの市場の現状や最新情報などについてプレゼンテーションを実施。また、同日よりスタートした「You +Q(ユウキュウ) Twitterキャンペーン」の詳細を発表した。

 ケアンズ観光局セールス&マーケティング・マネージャー・アジア坂本統氏は、世界遺産「グレートバリアリーフ」をはじめとする豊かな自然や600ものアクティビティ、さらにクリスタル・ブルック・コレクションによるホテル「ベイリー」「フリン」のオープンを控えていることをアピール。日本への注目素材として、コーヒーやライチの農園がある「アサートン高原」を紹介した。また、近年カフェが増加している点にも言及し、「ケアンズがカフェの激戦区になりつつある」と述べた。

 また、ブリスベンについては同市観光局のローナ・スチュアート氏に代わり、クイーンズランド州政府観光局の田村充恵氏が説明。田村氏は「ブリスベンは、オーストラリアの中で最も進化をしている街のひとつ」と強調し、その象徴として新たなホテルが次々と完成していることを挙げた。さらに、ストーリー・ブリッジの真下に拡がる「ハワード・スミス・ワーフ」のエリアには飲食店やビール工場、イベント会場があり、「ブリスベンでホットな場所」と田村氏は語った。さらに、2025年には新たな埠頭エリア「クイーンズ・ワーフ」がオープン予定。ブリスベンの新たなスポットとして完成を心待ちにしている期待を込めた。

 さらに、ゴールドコースト観光局インターナショナル・マーケティング・マネージャー・ジャパンの小林芳美氏は、国内外からのアクセスが充実している点に触れ、他都市とのコンビネーションを訴求していくと語った。路面電車「GLINK」は第2ステージが完成しており、今後は第3、第4と開発を進め、最終的にはゴールドコースト空港に到達し、より交通の利便性が高まるだろうと期待を寄せる。宿泊施設やテーマパークも拡張も進み、「どんどん楽しい場所になっている」と小林氏。「ゴールドコーストはまだまだリゾート開発が進んでいる。日本からのお客さまを受け入れる準備を整えている」と締めた。

ColorrhythmRisa氏 そして、クイーンズランド州政府観光局日本局長ポール・サマーズ氏からは、プロモーション「You +Q Twitterキャンペーン」の詳細について発表があった。「You=あなた、Q=クイーンズランド」と表現し、「クイーンズランド州政府観光局」の公式Twitterアカウント(@queenslandjp)をフォローし、対象ツイートをリツイートすると抽選で3組6名に「3泊5日、クイーンズランド州満喫 You +Qツアー」をプレゼントする。ポール氏は「忙しくて海外旅行に行っていない、社員が働いてばかりだという企業(の社員)に向けて、どんどんお休みを取って、クイーンズランドにも遊びに来て欲しい(と伝えたい)」とプロモーションに賭ける想いを語った。

 最後に、キャンペーンのロゴを制作したアートパフォーマーColorrhythmRisa(カラリズムリサ)氏が登場。ライブペインティングのパフォーマンスで発表会を盛り上げた。「You +Q Twitterキャンペーン」は、10月14日まで開催する。