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外国人客初の200万人超で前年から4・4%増 奈良市の18年観光入込客数

 奈良市は7月11日、2018年の観光入込客は前年比4・4%増の1702万5千人だったと発表した。外国人観光客数は同33・2%増の265万1千人と大きく増加。全体に対する割合も15・6%を占めるまでになった。

 一般観光客数も同0・3%増、修学旅行観光客数も同1・5%増と増えてはいるが、入込客数増は初の200万人超となった外国人観光客の増加が大きい。一方で、宿泊客数は同3・8%減の173万8千人で、宿泊面での課題に懸念を残す結果となった。

 奈良市観光案内所での案内件数をみると、東アジアが減少、米国やフランス、豪州の割合が増加という傾向が出ている。


情報提供:トラベルニュース社