単価アップで4500億円達成へ JTB旅ホ連、19年度総会で決起
JTB協定旅館ホテル連盟(大西雅之副会長=北海道阿寒湖畔・あかん遊久の里鶴雅、3768会員)は6月12日、東京・新宿の京王プラザホテルで2019年度総会を開いた。
JTBでは18年度の宿泊販売目標を4350億円に設定したものの、4150億円と届かなかった。それでも19年度の宿泊販売目標はさらに大きい4500億円に設定している。会員数は前年度より50軒減った。
JTB旅ホ連では目標達成に向け、(1)お客様紹介運動の強化(2)オフ期の戦略的な需要喚起策の投入(3)るるぶトラベル販売の旅ホ連会員施設への優遇施策投入(4)旅ホ連会員施設に特化したジャパニカン増売施策の実施−などに取り組む。
懇親会で田川博己JTB会長は「価値ある旅行商品なのに、お金にならないのが現状だ。JTBならではの価値と同時に、お金を取れる価値を考えるのが大事だろう。4500億円達成には、泊数を伸ばし単価の高い商品を売ることが必要になってくる。よい企画づくりで、旅ホ連の皆さんの協力をいただきたい」と要請した。
情報提供:トラベルニュース社