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ブラジル、パラグアイ / ブラジルでの黄熱流行に伴うパラグアイ出入国規制(在リオデジャネイロ日本国総領事館発出情報)

  • 2019年5月15日

 2019年5月10日以降、パラグアイの出入国審査におけるイエローカード提示義務の対象が、ブラジル21州からの来訪者及び同21州への渡航者に拡大されました。これを受け、在リオデジャネイロ日本国総領事館より以下の注意喚起文が発出されておりますので、ご案内いたします。

ブラジルでの黄熱流行に伴うパラグアイ出入国規制


1 パラグアイ出入国管理当局は、5月10日以降、ブラジルの以下21州からパラグアイへ入国しようとする1歳から59歳の方及びパラグアイから同21州への渡航しようとする1歳から59歳の方に対して、出入国審査の際にイエローカード(黄熱予防接種証明書)の提示を要求する旨発表しました。

従来ブラジル5州(リオデジャネイロ州、ミナスジェライス州、エスピリトサント州、サンパウロ州及びバイーア州)からパラグアイに入国する渡航者には、イエローカードの提示が義務づけられていましたが、対象が拡大されたことから、改めて注意喚起いたします。

 なお,妊娠中,授乳中,免疫不全等の理由により黄熱予防接種を受けられない方は、医師の診断書を提示しなければなりません。

 また、同21州に所在する空港をトランジットのみで使用する場合は、イエローカー
ドの提示を要求されません。(1) アクレ(ACRE)州(2) アマパー(AMAPA)州(3) アマゾナス(AMAZONAS)州(4) 連邦区(DISTRITO FEDERAL)(5) エスピリト・サント(ESPIRITO SANTO)州(6) ゴイアス(GOIAS)州(7) マラニョン(MARANHAO)州(8) マット・グロッソ(MATO GROSSO)州(9) マット・グロッソ・ド・スル(MATO GROSSO DO SUL)州(10) ミナス・ジェライス(MINAS GERAIS)州(11) パラー(PARA)州(12) パラナ(PARANA)州(13) リオ・デ・ジャネイロ(RIO DE JANEIRO)州(14) リオ・グランデ・ド・スル(RIO GRANDE DO SUL)州(15) ロンドニア(RONDONIA)州(16) ロライマ(RORAIMA)州(17) トカンチンス(TOCANTINS)州(18) サンタ・カタリーナ(SANTA CATARINA)州(19) サン・パウロ(SAO PAULO)州(20) バイーア(BAHIA)州(21) ピアウイ(PIAUI)州

2 ブラジル入国に当たっては、イエローカードは要求されませんが、ブラジルは黄熱感染の危険がある国に指定されており、パラグアイのほか複数の国では、ブラジルから入国する渡航者に対し、イエローカードの提示を義務づけ、国によってはイエローカードを所持していない場合、入国できないケースがあります。

各国・地域のイエローカード要求及び推奨状況については、以下の厚生労働省検疫所HP等で御確認ください。

 なお、同要求・推奨状況は、黄熱の流行状況や各国の事情により、予告なく変更されることがありますので、最新の情報は各国大使館等にお問い合わせください。

  ◎ 参考情報:・厚生労働省検疫所HP 黄熱について
https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html・外務省HP 世界の医療事情 ブラジル
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/brazil.html

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