デルタ森本支社長、関空/シアトルなど成功に自信-19年は「直販進む」
デルタ航空(DL)は12月19日、東京で旅行・航空系専門メディアを対象に説明会を開催し、日本支社長の森本大氏が今年の振り返りと2019年の見通しを語った。DLは、10月掲載の森本氏のインタビュー(リンクでも言及のある通りアジア戦略を見直しているところだが、森本氏は改めて「DLは日本市場を小さく見ているわけではない」と強調し、本市場への姿勢に変わりはないと語った。
DLは長く成田空港を「アジアにおけるハブ空港」と位置付け、中国や韓国、東南アジアと米国との間の移動需要を成田経由で取り込んできていたが、中国や韓国で直行便の需要が拡大し、さらに東南アジアへもスカイチームのパートナーである大韓航空(KE)との共同事業を通してアプローチした方が有利に競争に臨めるとの判断のもと、戦略を変更した。
日本発着路線ではアジア路線を削減しているものの、一方では今まで以遠の各国で販売していた座席を日米間で販売することとなり、日本市場にとっての座席供給量は大きな変化がないという。具体的には、米国線だけでもホノルル線以外に羽田からミネアポリスとロサンゼルスへ、成田からポートランド、シアトル、アトランタ、デトロイト、中部からデトロイトへ運航しており、来年4月には関空/シアトル線に再就航する計画で、これらの座席の半数を日本市場で販売していくことになる。
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現地サービスは添乗員付きツアー並み
他社ツアーへ素材として供給も
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