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群馬の神水館、旧運営会社が破産開始決定、営業は継続

  • 2018年8月16日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、群馬県の八塩温泉で営業している神水館の旧運営会社が7月19日に前橋地裁高崎支部から破産開始決定を受けた。負債総額は約2億4800万円。

 運営会社は神水館の社名で1930年に創業。本館16室、別館11室で定員116名の宿に大浴場や河畔露天、庭園などを備え、テレビなどでも取り上げられていたが、市況悪化によって集客が次第に悪化。設備や営業に要する資金負担も重く、2007年にはメインバンクの金融債務がサービサーに譲渡されたという。

 そして15年10月には事業の後継会社としてShinsuikan.Gが設立され、17年9月に旅館を買い取り。法人としての神水館は今回の措置となった。