日本航空、5月の国際線旅客は10.6%増、国内線は1.3%増

  • 2018年6月28日

 日本航空(JL)の2018年5月の運航実績で、国際線の旅客数は前年比10.6%増の74万6495人だった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は7.6%増、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は8.5%増で、利用率はポイント0.6増の79.0%となった。

 方面別では、「オセアニア」が68.4%増の1万5526人、次いで「中国」が32.9%増の12万9088人、「ハワイ・グアム」が19.0%増の10万692人、「米大陸」が7.6%増の11万2562人で「東南アジア」が5.3%増の28万2974人となった。前年を下回ったのは「韓国」の4.7%減の4万6045人と「欧州」の4.4%減の5万9413人。

 利用率の伸び率が最も高かったのは「中国」で17.5ポイント増の81.2%となった。続いて「韓国」が5.0ポイント増の80.4%、「米大陸」が2.3ポイント増の81.3%と続いた。利用率が最も減少したのは「東南アジア」で2.0ポイント減の78.0%。このほか、「欧州」も1.9ポイント減の82.6%と前年を下回った。

 国内線の旅客数は1.3%増の283万7447人。ASKは1.3%増、RPKも0.5%増で、利用率は0.6ポイント増の68.8%となった。