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外務省、パリのナイフ襲撃事件で注意喚起のスポット情報

  • 2018年5月16日

 外務省はこのほど、5月12日にパリ市内のオペラ座付近の路上で、刃物を持った男が通行人らを襲撃し1名が死亡、4名が負傷する事件が発生したことを受け、注意喚起のためのスポット情報を発出した。ISIL系通信社のアアマーク通信がISILの兵士による犯行との声明を発表しており、外務省は日本人旅行者に対し、スポーツ、コンサートなどのイベント会場や観光地、レストラン、ショッピングモールなど人の多く集まる場所では、十分に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるように注意を喚起している。

 そのほか、海外渡航前には万一に備えて、家族や友人、職場などに渡航先での連絡先を伝えること、滞在中も安全に関する情報を受け取れるよう「たびレジ」へ登録することを呼びかけている。

 フランスでは3月にもISILによる犯行として、南部のカルカッソンヌで発砲事件が、近郊のトレブのスーパーマーケットで人質を取っての立てこもり事件が発生している。