フライト中にCA体験、チャーターで実現-学校など利用見込む
チャーター専門旅行会社のJMRSはこのほど、実際のフライト中に機内で客室乗務員の体験ができる「機内キャビンアテンダント実体験プログラム」の取り扱いを開始した。同社が日本地区のチャーターGSAを務めるコリアエキスプレスエア(KW)のERJ145型機をチャーターして実施するもので、航空業界をめざす学生などの需要を見込む。
プログラムでは、実際のフライト中に機内アナウンスやサービスを体験するが、その前に地上でも実機を使ってトレーニングをおこない、航空機そのものについても学ぶ機会を提供。さらに、平昌オリンピック・パラリンピックの公式空港となった襄陽国際空港も協力し、本物のチェックインカウンターでのチェックイン業務体験も用意している。
JMRSでは専門学校など教育機関からの受注を見込むほか、旅行会社経由の販売にも期待。すでに複数の会社から前向きな姿勢が示されているという。