観光庁、新たに日本版DMO29法人を登録-22候補追加も

  • 2018年4月4日

 観光庁は3月30日付で、日本版DMOとして要件を満たした九州観光推進機構など29法人を新たに登録した。昨年11月に初めて登録した41法人に続くもので、関係省庁は今後、地方創生交付金を投入するなどして29法人を支援する。政府は観光地経営の視点に立った地域づくりの舵取り役としてDMOの形成を急いでいるところで、2020年までに100団体を育成する考え。

 そのほか、同じく3月30日付で、要件を満たす愛知県観光協会など22法人を、新たな日本版DMOの候補法人として追加した。16年2月の開始以来、今回が12回目の登録。候補法人の総数は128となった。詳細は以下の通り。

▽観光庁、新たな日本版DMO登録法人と候補法人(3月30日付)

【新たな日本版DMO登録法人】(29法人)
・広域連携DMO(2法人)
九州観光推進機構、沖縄観光コンベンションビューロー

・地域連携DMO(16法人)
ニセコプロモーションボード、宮城インバウンドDMO、福島県観光物産交流協会、群馬県観光物産国際協会、渋川伊香保温泉観光協会、信州いいやま観光局、するが企画観光局、浜松観光コンベンションビューロー、奥三河観光協議会、びわこビジターズビューロー、奈良県ビジターズビューロー、麒麟のまち観光局、しまなみジャパン、くまもとDMC、阿蘇地域振興デザインセンター、ツーリズムおおいた

・地域DMO(11法人)
十勝川温泉旅館協同組合、いわき観光まちづくりビューロー、DMO日光、みなかみ町観光協会、墨田区観光協会、佐渡観光協会、加賀市観光交流機構、伊勢まちづくり、南丹市美山観光まちづくり協会、湯浅観光まちづくり推進機構、長崎国際観光コンベンション協会

【新たな日本版DMO候補法人】(22法人)
・広域連携DMO(2法人)
関東観光広域連携事業推進協議会、四国ツーリズム創造機構(設立予定)

・地域連携DMO(8法人)
青森県観光連盟、しもきたTABIあしすと、世界遺産平泉・一関DMO(仮称)、インアウトバウンド仙台・松島、新潟県観光協会、石川県観光連盟、KIX泉州ツーリズムビューロー(仮称・設立予定)、真庭観光局(設立予定)

・地域DMO(12法人)
岩見沢市観光協会、しりうち観光推進機構(仮称・設立予定)、大雪山ツアーズ、かまいしDMC釜石オープン・フィールド・ミュージアム(仮称・設立予定)、八幡平DMO(仮称・設立予定)、木更津市観光協会、「箱根DMO」(仮称・設立予定)、白山市観光連盟、山中湖観光協会、西尾市観光協会、恋しき、宇部観光コンベンション協会