西国霊場・熊野本宮大社が節目、“全国一”も相次ぎ熱気 和歌山県

 和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」を隊長とするキャラバン隊が来社し旬の観光情報を紹介した。

 和歌山県観光振興課の大橋茉由さんと佐向大輝さんは、今年の西国三十三カ所草創1300年に関して第一番札所・青岸渡寺、第二番・紀三井寺、第三番・粉河寺と県内の三寺で、それぞれ3―5月に特別拝観があることを紹介。「特別な年にぜひ訪れてください」と大橋さん。

 熊野本宮大社は今年創建2050年を迎え、ゴールデンウイークにかつて鎮座していた大斎原でライトアップが行われるなど記念イベントが行われる。熊野本宮観光協会の須川亜紀さんは「様々な記念行事を行いますが、特に本宮温泉郷に宿泊し、鈴門の内側『瑞垣内』での特別参拝の団体ツアーがお勧めです」。

 世界遺産・那智の滝の上流の原生林と2つの滝をめぐる「神秘ウォーク」が5月末まで期間限定で行われている。熊野那智大社の正式参拝後、ガイドの案内で神域に足を踏み入れる。那智勝浦町観光協会の斉藤文子さんは「ガイドブック・ロンリープラネットで訪れるべき世界の10地域の第5位に紀伊半島が選ばれたことを実感していただけるウォークです」。

 白浜温泉は「温泉総選挙」でファミリー向けなど2部門で全国1位を獲得した。白浜町観光課の西山千英さんは「白浜はインスタ映えするスポットが多く、JRのパンダくろしお運行など家族、女子旅に喜んでいただける素材が豊富です」。

 ニッポン全国鍋グランプリ2018で日本一「金の鍋賞」を受賞した日高町のクエ鍋。日高町産業建設課の戸上正幸さんは「味は保証済み。3月いっぱいまでが旬。ぜひ食べに来て」。

 一昨年の大河ドラマ「真田丸」で盛り上がった九度山町など高野山麓エリア。今年は、漫画「あさひなぐ」とモバイルスタンプラリーを仕掛けている。伊都振興局企画産業課の平山貴久さんは「高校の薙刀部が合宿した舞台として漫画に描かれ、ゆかりの歴史人物にスポットを当てたスタンプラリーで伊都エリアをお楽しみください」。

 最後に、きのくにフレンズの中屋藍さんは「西国三十三カ所の三寺と熊野那智大社の4社寺巡拝スタンプラリーも実施しています。この機会に訪れてください」。


情報提供:トラベルニュース社