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「南信州は食と酒の宝庫」京阪神にPR 地元出身・峰竜太さんも魅力語る/長野

 長野県・南信州産の食材を使った料理や地酒、シードルを京阪神のメディアに振る舞う観光PRイベント「南信州酒場in大阪」が2月9日、大阪市内で開かれた。下條村出身のタレント峰竜太さんがふるさと南信州を紹介したほか、各地の魅力をアピールした。

 イベントは、飯田観光協会や阿智☆昼神観光局などで構成する南信州観光連携プロジェクト会議が主催。

 豊丘村の下平喜隆村長は、開会のあいさつで「2027年のリニア中央新幹線開通に向けて、いま南信州が動き始めています。南アルプスと中央アルプスに囲まれた1市13町村の85%が山林です。そのぶん地域の伝統文化が残り、素晴らしい自然があります。いろいろな野菜果物が栽培できる北限であり南限で、何でもとれる食材の宝庫です」とPR。特にリニア中央新幹線は飯田市に駅が設けられることから、大都市圏からのアクセスが飛躍的に高まる。

 参加者は峰さんの音頭で、リンゴの発泡酒シードルで乾杯。市田柿や野沢菜、南信州牛、馬のホルモンなどを用いた創作料理を味わった。

 地域情報では、峰さんも利用していたというJR飯田線の秘境駅、飯田市をはじめ点在している桜の巨樹、農家と酒造メーカーが連携して新しい観光のスタイル確立を目指す「シードル・ツーリズム」の取り組みなどが紹介された。


情報提供:トラベルニュース社