気象庁、蔵王山の噴火警戒レベルを1に引下げ

  • 2018年3月7日

 気象庁は3月6日、蔵王山の噴火警戒レベルを1の「活火山であることに留意」に引き下げた。1月28日から地殻変動を伴う火山性微動が観測されるなど火山活動が高まっていたものの、2月4日以降は地殻変動に変化がなく、2月8日を最後に火山性微動が観測されていないことなどを受けての決定。ただし、馬の背カルデラ内の丸山沢や振子沢では引き続き噴気や火山ガスの噴出などが見られるため、異変を感じた際には速やかに離れるよう呼びかけている。