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外務省、チュニスなどの危険レベル引き下げ、治安が改善

  • 2018年2月13日

 外務省は2月13日、チュニジアに発出している危険情報について、首都チュニスを含む一部の地域をレベル2の「不要不急の渡航は止めてください」からレベル1の注意喚起に引き下げた。治安当局によるテロ対策が一定の効果を上げ、治安が比較的安定していることを受けたもの。ただしテロ事件が発生する可能性がなくなったわけではなく、一般犯罪の被害に遭う可能性もあるとして、旅行者には引き続き注意を呼びかけている。

 チュニスでは2015年3月に、イスラム教過激派組織による観光客襲撃事件が発生。募集型企画旅行に参加した日本人が3名死亡し、3名負傷している。

 なお、アルジェリアおよびリビアとの国境付近を含む南部砂漠地帯の一部とカスリン県については、引き続きレベル3の渡航中止勧告を継続。ジャンドゥーバ県など5県などについてもレベル2を継続する。