販路拡大へ協力体制を強化 OATA、全旅九州沖縄と交流会開く
大阪府旅行業協会(徳原昌株理事長=OATA)とOATA連絡協議会(安藤元量会長)はこのほど、大阪市浪速区のOCATにあるOATA会議室で全旅九州沖縄(徳永雅典理事長)、受入協力会九沖会(檜田征比己会長)と交流会を行った。
OATAは昨年、受入施設で組織するOATA連絡協議会の事業拡大のため、全旅九州沖縄と提携。全旅九州沖縄加盟の旅行会社がOATA連絡協議会会員の案内所を通して現地手配を行うもので、九州の旅行会社の販路拡大とOATA連絡協議会の手配増が目的だ。
交流会にはOATA側からは三役を含む全理事と連絡協議会の代表、全旅九州沖縄側からは徳永理事長と池田孝昭顧問、受入協力会九沖会の檜田会長が出席。
意見交換会で徳原理事長は「昨年より池田顧問(当時は理事長)と今後の協同組合のあり方を話し合う中で九州と大阪が協力関係を構築し、組合員のための事業を行うことで合意した。今年の6月に徳永新理事長の就任で、今回の交流会を開催する運びとなった」と報告。
最初の取り組みとして全旅九州沖縄の傘下会員にOATA連絡協議会会員を掲載したファイルを送付したことを伝え、今後も相互交流を深め、ともに発展していくことを確認した。
徳永理事長はOATAが百以上の組合員と、連絡協議会の会員2千で活発な活動を行っていることを評価し「我々にとってOATAは先駆者であり、目標でもある。今回送っていただいたファイルは会員から非常に喜ばれている。積極的に活用したい」と話した。
このあと安藤会長は「この連携がより進むことを願っている」、池田顧問は「OATAを手本に我々も組合活動の事業を広げたい」、檜田会長は「OATAの協力を得て、九州への送客もお願いしたい」とそれぞれの立場から協力体制の強化に期待を示した。
情報提供:トラベルニュース社