海外旅行概況、17年3Qは4ポイント増-北朝鮮問題の影響も
▽次期は2ポイント増、ヨーロッパは引き続き増加
17年10月から12月までの3ヶ月間については、海外旅行全体で2ポイント増のマイナス14ポイントを予想。旅行会社からは、チェジュ航空(7C)が11月2日から松山/ソウル(仁川)線を週3便で運航することから、韓国の旅行需要の増加に期待する声などが挙がった。
業態別では、「海外旅行ホールセラー」が6ポイント増のマイナス15ポイントと引き続き改善する予想。「ネット系旅行会社」など全5業態での増加を予想する。「インハウス」は3ポイント減のマイナス15ポイントと、唯一今期を下回る見通しだ。
方面別では、オセアニアが7ポイント増のマイナス23ポイント、ヨーロッパが5ポイント増のマイナス18ポイントと引き続き増加するほか、アジアや韓国、ミクロネシアも今期を上回る見通し。ハワイは4ポイント減のマイナス4ポイント、中国も1ポイント減のマイナス50ポイントと減少を見込む。
顧客層別では、教育旅行が11ポイント増のマイナス18ポイントと最も伸長するほか、60歳以上のシニアやハネムーンなど5項目での増加を予想する。ファミリーは13ポイント減のマイナス28ポイントと最も減少する見込み。
このほか、海外旅行全体の2018年1月から3月までの3ヶ月間については、全体で1ポイント減のマイナス17ポイントを予想している。