ようこそ「永遠のシャングリラ」 中国雲南省が大阪で観光説明会

  • 2017年9月21日

 「カラフルな雲南/永遠のシャングリラ」と題して、中国・雲南省の観光説明会が9月1日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で開かれた。旅行会社やメディア関係者らが出席した。

 雲南省は、中国西南部に位置し面積約39万4千平方メートル。人口4700万人のうち3分の1が少数民族を占める。省都の昆明は年間を通じて気候が安定し「春のまち」と呼ばれる。標高4千メートルまでロープウェイで上がれる玉龍雪山、大規模な棚田が広がる紅河哈尼棚田群など世界遺産も複数抱える。

 雲南省旅游発展委員会の陳述言副主任は「中国の一帯一路で構造改革が進み、雲南省の観光は発展してきました。観光インフラを整備しマーケット拡大に取り組んだ結果、昨年の外国人観光客は450万人を突破しました。日本との往来も歴史があります。様々な分野で交流をしたいと考えています」と語った。

 昆明では今年10月、中国国内で最大規模の旅行博が開催される。陳副主任は「大阪の旅行会社の皆さんにもぜひ参加してほしい」と呼びかけた。

 中国国家観光局駐大阪代表処の劉海生首席代表は「雲南省は馴染みが薄いかもしれませんが、神秘的で美しく観光資源が豊富なところです。日本人観光客にたくさん来ていただきたい」。

 雲南省への日本人観光客数は2016年で13万6千人ほど。前年比で1割近く延びている。


情報提供:トラベルニュース社