宮城第2種の仙台トラベルが自己破産へ、ANTAが弁済認証受付開始

  • 2017年8月27日

 全国旅行業協会(ANTA)はこのほど、宮城県の第2種旅行業者で元会員の仙台トラベルについて、弁済業務保証金制度の認証申出の受付を開始した。ANTAによればすでに営業を停止しており、自己破産に向けた手続きを進めているという。弁済限度額は1100万円。

 同社は1983年3月にANTAに入会。主に国内の団体旅行などを取り扱っていたが、経営不振などにより今年7月18日には会員登録を喪失し、同20日には債務整理に向けて弁護士を選任した旨がANTAに通知されている。一般の利用者や宿泊施設などへの負債総額は4400万円に上る見込み。8月22日に最初の認証申出があって以来、申出の件数は25日午後までに15件近くに増えている。