外務省、イスラム圏の「犠牲祭」に注意喚起、9月1日から
外務省はこのほど「海外安全ホームページ」で、9月1日から4日頃までイスラム教圏で予定されている「犠牲祭」に関して、注意喚起のための広域情報を発出した。犠牲祭はメッカへの大巡礼が終わりを迎えるイスラム暦の12月10日から3、4日間程度おこなわれているもので、現在のところ、祭にあわせてテロ行為を呼びかける声明などは確認されていないが、ISILなどが大規模行事をテロの標的する可能性が排除できないとして、注意を呼びかけている。
旅行者に対しては、期間中やその前後は最新情報の入手に努めるとともに、宗教関連施設などテロの標的となりやすい場所を訪れる際には注意を払うことなどを要請。あわせて「たびレジ」の活用も推奨している。