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アゼルバイジャンと航空協議、乗入地やコードシェアなど合意

  • 2017年7月31日

 日本とアゼルバイジャンの両航空当局はこのほど、アゼルバイジャンの首都バクーで航空協議をおこない、乗入可能な地点や便数、コードシェアの締結などについて合意した。日本の航空会社はアゼルバイジャン国内の各地点へ、アゼルバイジャンの航空会社は成田・羽田を除く日本国内の各地点へ乗入可能とし、例外としてアゼルバイジャンの航空会社はバクーからの旅客便のみ成田への乗り入れを可能とする。

 乗入可能便数は両国ともに週21便までとし、コードシェアについては同一国・相手国・第三国企業との自由な実施を認める。2国間でこれまでに航空協定は締結されておらず、国土交通省によれば現時点で締結に向けた次回以降の会合は予定されていないという。

 2国間でこれまでに運航された定期便はない。チャーター便については、アゼルバイジャンの貨物専門航空会社のシルクウェイ・ウエスト・エアラインズの運航実績がある。

 日本政府観光局(JNTO)によれば、両国の交流人口は増加傾向にあり、2015年にアゼルバイジャンを訪れた日本人は前年比25.7%増の3277人。日本を訪れたアゼルバイジャン人は2.6%増の602人だった。