日本航空、上半期の国際線旅客は0.1%減-欧米が2桁増

  • 2017年7月26日

▽6月の旅客数は0.9%減、利用率は1.3ポイント増

 6月単月の旅客数は0.9%減の68万4610人だった。ASKが0.1%減、RPKが1.4%増となった結果、利用率は1.3ポイント増の82.2%となった。方面別では「欧州」が10.2%増の5万9467人となり、8ヶ月連続で増加。そのほか「米大陸」が6.0%増の11万343人、「東南アジア」が0.5%増の26万7277人となり、3方面が前年を上回った。

 その他の4方面は前年を下回り、「オセアニア」は15.6%減の8323人で最も減少。その他は「中国」が10.1%減の10万1877人、「ハワイ・グアム」が5.1%減の9万68人、「韓国」が2.9%減の4万7035人だった。

 利用率は「米大陸」が最も高く、1.4ポイント増の85.9%。次いで、「ハワイ・グアム」が4.5ポイント減の84.2%、「欧州」が4.9ポイント増の82.9%、「東南アジア」が2.2ポイント増の80.6%となり、4方面が8割を超えた。伸び率が最も高かったのは「欧州」の4.9ポイント増で、以下は「オセアニア」が4.2ポイント増、「東南アジア」が2.2ポイント増と続いた。