「skyticket」運営のアドベンチャー、IATA代理店認可を取得

  • 2017年7月12日

 航空券予約販売サイト「skyticket」を運営する第2種旅行業のアドベンチャーはこのほど、国際航空運送協会(IATA)の公認代理店資格を取得した。日本発着以外の航空券の発券を強化するとともに、仕入力の向上をはかることがねらい。資格の取得により信頼性が高まることなどにより、消費者からの発券申込数や、提携旅行会社数の増加をめざす。

 これまではすべての航空券の発券を他のホールセラーに委託していたが、今後は日本発着の航空券についてはホールセラーで発券し、日本発着以外の航空券はIATA加盟航空会社と代理店契約を締結して直接仕入れる。将来的には航空会社に対する交渉力を強化し、日本発着の航空券も直接仕入れに変更する考えだ。

 「skyticket」は現在、32言語でLCCを含む航空会社約170社の航空券を消費者向けに販売。今後は「LCCを含めて、IATAで取り扱えるすべての航空会社を取り扱う予定」という。