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ANAとJAL、5月の国内線旅客は10.2%増、利用率67%

  • 2017年7月2日

 全日空(NH)と日本航空(JL)の2017年5月の運航実績で、2社の国内線旅客数の合計は前年比10.2%増の609万7346人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は1.3%増、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は9.7%増で、利用率は5.2ポイント増の67.2%だった。

 2社のうち、6月29日に運航実績を発表したNHは、旅客数が9.6%増の329万7307人、ASKが1.0%増、RPKが8.9%増となった結果、利用率は4.8ポイント増の65.7%に。6月23日に5月の運航実績を発表したJLの旅客数は10.9%増の280万39人、ASKは1.7%増、RPKは10.9%増で、利用率は5.8ポイント増の69.4%だった。

 NHの路線別の旅客数は羽田/新千歳線が最も多く、4.1%増の28万6533人。次いで、羽田/福岡線が9.4%増の27万7723人、羽田/伊丹線が12.4%増の23万6145人と続き、上位6路線を羽田線が占めた。

 旅客数の伸び率では、関空/福岡線が96.8%増の5806人で1位に。以下は福岡/宮崎線が79.3%増の1万8190人、中部/熊本線が70.4%増の1万4382人で続いた。

 利用率が最も高かったのは高松/那覇線で83.5%。次いで、中部/那覇線が81.4%、成田/伊丹線が81.0%となり、上位3路線が8割を超えた。JLの詳細については別途記載(下記関連記事)。

▽NH、5月単月
国内線