ANAとJAL、16年度の国際線旅客は5.3%増、利用率は78%
▽3月の旅客数は6.7%増、欧州が利用率2桁増
3月単月では、2社の国際線旅客数の合計は6.7%増の156万5850人となった。ASKは5.6%増だったところ、RPKは9.0%増でASKの伸びを上回り、利用率は2.5ポイント増の80.8%となった。
このうちNHの旅客数は、11.9%増の82万4359人。ASKは10.3%増で、RPKが13.7%増となったことから、利用率は2.3ポイント増の77.8%となった。
方面別の旅客数は全方面で前年から増加。最も多かった「アジア・オセアニア」は12.2%増の57万149人だった。「欧州」は19.0%増の7万2281人、「北米・ホノルル」は8.1%増の18万1929人となった。
利用率が最も高かったのは「欧州」で8.6ポイント増の80.5%となり、唯一の80%台に。利用率の伸びも最も高かった。「北米・ホノルル」は2.6ポイント増の79.2%、「アジア・オセアニア」は前年並みの75.9%だった。