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鉄道で北近畿を元気に(1)

JR×私鉄車両でツアー列車

 京都府北部と兵庫県北部の北近畿エリアに、イベント列車「ぐるっと北近畿」が運行されることになりました。先日、JR西日本福知山支社と京都丹後鉄道(丹鉄)が記者会見を行い、今年6-11月の毎月1回運転すると発表しました。

「竹田城跡号」と「くろまつ号」がドッキング

 ぐるっと北近畿は、全国的にも珍しいJR車両と私鉄車両の連結運転。車内にモニターがあるJRの「天空の城 竹田城跡号」と、車内で食事が提供される丹鉄の「丹後くろまつ号」の3両編成です。

 各月で異なるコンセプトを掲げ、ツアー形式で北近畿エリアを巡ります。初運行は6月24日-25日の「歴史と文化」。福知山発着の1泊2日で、人間国宝・坂東玉三郎さんの京丹後特別舞踏公演も観劇します。宿泊は城崎温泉。出石そばを食べ、近畿最古の芝居小屋「永楽館」の見学なども組み込まれています。旅行主催は日本旅行で、旅行商品として発売されます。定員は30人。

 以降は「海の恵み」(7月下旬)、「スローライフ」(8月下旬)などが企画されています。車両運用に余裕がある時期は貸切利用も可能で、担当者は「団体旅行や地域、企業の親ぼく会などにもお勧めです。詳細は準備でき次第、発表しますのでぜひご利用ください」。

  (17/05/02)


情報提供:トラベルニュース社