関空、16年度の国際線旅客は10.8%増、最高記録を更新
関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2016年度(16年4月~17年3月)の累計輸送実績(速報値)で、国際線の旅客数は前年比10.8%増の1914万4485人となり、過去最高を記録した。韓国、中国、香港などへの短距離路線の新規開設や増便などが増加を後押しした。
旅客数のうち、日本人は6.7%増の651万990人、外国人は過去最高となる12.9%増の1241万8091人、通過客は23.1%増の21万5404人だった。旅客便の発着回数も9.9%増の11万4441回となり記録を更新。なお、国際線・国内線を合わせた総旅客数は7.0%増の2571万4267人で、開港以来初めて2500万人を上回った。
3月については、国際線旅客数は8.2%増の174万2540人で、3月として過去最高。このうち日本人旅客数は11.4%増の69万1380人、外国人旅客数は過去最高となる6.2%増の104万820人、通過客は3.6%増の1万340人だった。旅客便の発着回数も2.9%増の9775回で、3月の記録を更新。国際線・国内線を合わせた総旅客数は8.4%増の236万3005人で、やはり過去最高となった。国内線については別途記載(下記関連記事)。