ANAとJAL、2月の国際線旅客数は3.6%増、利用率は78%
全日空(NH)と日本航空(JL)の2017年2月の運航実績で、2社の国際線旅客数の合計は3.6%増の140万5624人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は1.2%増で、旅客輸送量を表す有償座席キロ(RPK)が6.0%増となった結果、利用率は3.5ポイント増の78.0%となった。
3月31日に運航実績を発表したNHの旅客数は、8.1%増の73万9255人。ASKの5.0%増に対し、RPKは11.0%増となり、利用率は4.0ポイント増の75.5%となった。
方面別の旅客数は全方面で前年を上回った。「アジア・オセアニア」は7.5%増の52万3969人。「欧州」はテロ事件による需要減から回復し、20.5%増の6万4026人となった。「北米・ホノルル」は5.6%増の15万1260人だった。
利用率が最も高かったのは「欧州」で13.6ポイント増の79.6%に。次いで「アジア・オセアニア」が前年並みの75.6%、「北米・ホノルル」が4.6ポイント増の73.7%となった。
なお、JLは3月28日に2月の運航実績を発表している(下記関連記事)。