国立公園、パートナー企業の第2弾を発表、東武トップなど

  • 2017年3月30日

 環境省は3月29日、新たに東武トップツアーズなど19社と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結した。政府の「明日の日本を支える観光ビジョン」を受けて立ち上げた、訪日客獲得のための「国立公園満喫プロジェクト」の一環で、官民連携により魅力を発信して利用者の拡大をはかる。パートナーシップの期間は締結日から2020年12月31日まで。同省は昨年11月には、第1弾としてジェイティービー(JTB)など12社とパートナーシップを締結している。

 新たにパートナーとなった19社のうち、東武トップツアーズは「FEEL」や「東武旅倶楽部」などの自社企画旅行商品のうち、国立公園を訪れるものに公式ロゴマークを掲載。また、同社が事務局機能の一部を担う日光DMOは、日光国立公園と連携して日光エリアへの集客のための施策を策定する。そのほか、ソーシャルメディアやブログなどを活用した情報発信にも取り組む。

 環境省は今後もパートナーシップを締結する企業や団体を募集する方針。希望する企業・団体は、20年までに実施する国立公園の魅力の発信に関する取組案を作成して、環境大臣に提案する。新たにオフィシャルパートナーとなった19社は以下の通り。


▽国立公園オフィシャルパートナー(3月29日付)
●旅行会社
・東武トップツアーズ

●空港
・成田国際空港
・東京国際空港ターミナル
・日本空港ビルデング
・中部国際空港

●鉄道
・東武鉄道
・小田急電鉄

●高速道路
・首都高速道路
・東日本高速道路
・中日本高速道路
・西日本高速道路
・阪神高速道路
・本州四国連絡高速道路

●宿泊施設関連
・休暇村協会

●その他
・モンベル
・ヤマップ
・SGホールディングス
・エクスポート・ジャパン
・シダックス

※訂正案内(編集部 2017年04月14日08時20分)
・東武トップツアーズの社名を誤って表記しておりました。お詫びし訂正いたします。