環境省、奄美群島を国立公園に指定、34ヶ所目
環境省は3月7日、奄美大島など8島からなる奄美群島の一部地域を「奄美群島国立公園」に指定する。奄美群島に生息するアマニモクロウサギなどの固有の動植物や、国内最大規模の亜熱帯照葉樹林やマングローブ、サンゴ礁、干潟など多様な自然環境を評価したもの。国立公園の指定は今回で34ヶ所目となる。「奄美群島国立公園」の対象区域は奄美大島、喜界島、徳之島、与論島、沖永良部島の計5島・14市町村で、面積は陸域が4万2294ヘクタール、海域が3万3099ヘクタール。奄美群島は1974年に自然環境の保護を目的として、奄美...