リッツ東京、10周年で各種プロモ、日本酒販売も

  • 2017年3月28日

ロルフス氏のビデオメッセージ  ザ・リッツ・カールトン東京はこのほど、3月30日に開業10周年を迎えることを記念し、メディア向けのレセプションを開催した。レセプションでは冒頭で、同ホテル総支配人のジョン・ロルフス氏のメッセージビデオを放映。同氏は出席者に向けて、日頃の支援に感謝を述べるとともに「今年は我々にとって特別な年。さまざまなプロモーションを実施していく」と意欲を述べた。

 同ホテルはすでに10周年記念の宿泊プランを提供中。4月1日からはウェディングパッケージやディナー、スパプランなども提供するほか、山梨県の蔵元の山梨銘醸と協力して製造したオリジナルの日本酒も販売する。日本酒は同ホテル1階の「カフェ&デリ」で販売するほか、東京・大阪・沖縄のザ・リッツ・カールトン内の一部のレストランでも提供する。

オリジナルの日本酒  副支配人セールス&マーケティング担当の鈴木謙次郎氏によれば、同ホテルの稼動率は80%から90%程度で推移。宿泊客における日本人と外国人の比率は4対6で、「今後もこの比率を保つ」との考え。外国人については北米や中国、シンガポールからの旅行者が多いが、今後はオーストラリアや南米など、他の方面からの誘客を強化して多様化をめざすという。

 なお、ザ・リッツ・カールトン大阪は5月23日に開業20周年、ザ・リッツ・カールトン沖縄は5月28日に開業5周年を迎える予定で、ともに記念宿泊プランを設けているところ。このうち大阪は4月23日まで「ザ・リッツ・カールトン大阪での心に残るひととき」をテーマにフォトコンテストを実施しており、最優秀賞にはスイートのペア宿泊券を贈呈するほか、5月23日に催す20周年記念ガラ・ディナーに招待する。

※訂正案内(編集部 2017年03月29日12時15分)
・訂正箇所:第4段落最終行
誤:5周年

正:20周年
お詫びするとともに訂正いたします。