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楽天、AIやビッグデータ活用で訪日強化-新春カンファレンス

  • 2017年2月13日

▽新機能でユーザー満足度を向上、施設サポートも強化

この日のカンファレンスには約1100人が来場した  次いで、執行役員ライフ&レジャーカンパニーCTOの星野俊介氏が登壇し、今年1月には「楽天トラベル」の検索結果に「宿クーポン」の表示を開始したことを説明。宿泊施設が割引率や有効期限を自由に設定して発行したクーポンの情報を、宿泊代金の欄に掲載するもので、ユーザーエクスペリエンスの質の向上をめざすという。

 また、「楽天トラベル」に情報を掲載している宿泊施設を対象に提供していた分析用データについて、ユーザーレビューの分析を強化していることをアピール。総合評価に加えて、全世界の約250のOTAにおけるウェブサイト別の評価や、客室やレストランなどのカテゴリ別の評価、競合施設との評価比較などをできるようにしたという。

 そのほかには、同社トラベル事業副事業長営業統括ディレクターの羽室文博氏が登壇し、16年の国内宿泊総流通額が前年比2桁増、ダイナミックパッケージが15.8%増となったことを説明。17年の営業方針については、同社のITC(インターネット・トラベル・コンサルタント)のサポートの質とウェブサイト運用の質の向上に務める考えを示した。例えばサポートデスクについては、遠隔での操作サポートを年内に開始する予定という。

※訂正案内(編集部 2017年2月14日 16時00分)
・訂正箇所第1段落2文目
「宿クーポン」に関する説明を加筆しました。