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日系2社、16年の国内線旅客は0.6%増、12月は4%増

  • 2017年2月2日

 全日空(NH)と日本航空(JL)の2016年通年の運航実績で、2社の国内線旅客数の合計は前年比0.6%増の7082万210人だった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は1.0%減、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は0.7%増で、利用率は1.1ポイント増の66.5%。12月単月では、旅客数が4.0%増の578万2520人、ASKが1.0%減、RPKが4.1%増で、利用率は3.2ポイント増の65.4%となった。

 NHが2月2日に発表した運航実績によると、16年の旅客数は0.2%増の3845万9969人。ASKは0.9%減、RPKは0.6%増となり、利用率は1.0ポイント増の64.9%となった。

  12月単月の旅客数は3.5%増の312万7690人で、ASKは1.1%減だったところRPKは4.0%増となり、利用率は3.1ポイント増の64.0%となった。路線別の旅客数は羽田/福岡線が最も多く5.5%増の29万3593人。次いで羽田/新千歳線が6.5%減の26万2536人、羽田/伊丹線が7.9%増の24万7024人と続き、上位8位までが羽田線だった。

 旅客数の伸び率は、座席供給量を82.0%増やした新潟/新千歳線が50.1%増の3665人と最も高く、2ヶ月連続で1位に。以下は関空/福岡線が48.2%増の5318人、成田/新潟線が37.9%増の2411人で続いた。利用率が最も高かったのは熊本/那覇線で83.2%。成田/伊丹線も82.4%と8割を上回った。

 なお、JLは1月25日に12月の運航実績を発表している。詳細は別途記載(下記関連記事)。

▽NH、12月単月
国内線