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コスモスイニシア、ホテル事業に参入、訪日に照準

  • 2017年1月24日

アパートメントホテルの客室イメージ  大和ハウスグループで分譲マンション開発などを手がけているコスモスイニシアは1月24日、ホテル事業への参入を発表した。東京・京都・大阪エリアのターミナル駅周辺などで、訪日外国人旅行者に向けた中・長期滞在型の「アパートメントホテル」などを開業し、一部のホテルについては自社運営も予定する。

 用地はすでに8軒分を取得済みで、そのうち東京と京都の6軒を「アパートメントホテル」に充てる。日本の都市部では、3名から5名程度の家族やグループに適した滞在型の宿泊施設が少ないことから、需要の取り込みをねらう考えで、うち5軒を2018年に開業するという。そのほか東京にはカプセルホテルを、大阪にはビジネスホテルを、それぞれ1軒ずつ開業する予定。

 それぞれのアパートメントホテルの客室数は40室前後を想定し、客室の広さは「4名以上でも快適に過ごせる空間」と考える1室40平方メートル程度とする。客室のデザインは「和」を意識したものとし、寝室に加えてリビングルームとダイニングルームを設け、ミニキッチンと食器・調理器具も備える。また、施設内にはランドリールーム用意する。