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阪急交通社グ、11月の海外は2%減、北米やアジアなど好調

  • 2017年1月15日

 阪急交通社グループ3社(※)の2016年の11月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比1.9%減の153億1490万円だった。主力の阪急交通社は1.1%減の121億5442万円。北米、オセアニア、アジア方面が好調で、アジアについては台湾、中国、韓国、香港が牽引した。

 業務渡航系の2社のうち、阪急阪神ビジネストラベルは4.9%減の32億9079万円。方面別ではタイ、シンガポール、台湾が前年を下回った一方、最大マーケットの中国やアメリカ、ヨーロッパが好調に推移した。阪神トラベル・インターナショナルは一部の得意先を阪急阪神ビジネストラベルに移管したため、17.5%減の2億6891万円となった。

 なお、3社の国内旅行の取扱額の合計は2.4%増の139億7321万円で、外国人旅行は28.2%増の3万5323万円。総計は0.3%増の296億4134万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社グループ3社:阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル