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クルーズ船の受入環境整備に66%増の137億円-17年度予算

  • 2017年1月5日

 政府はこのほど閣議決定した2017年度予算案で、クルーズ船の受入環境の整備に前年比66%増となる137億円を計上した。全国のクルーズ船が寄港できる港で、係留に必要な係船柱や防舷材などの設置を推進するほか、観光庁の「訪日外国人旅行者受入基盤整備・加速化事業」において、無料WiFiサービスの整備や案内標識の多言語化などを支援する。

 また、物流ターミナルなどでクルーズ旅客を円滑に受け入れるため、バスへの乗換導線の改善などをはかる計画を立案・実証し、成果の全国的な普及をめざす取り組みも実施する。そのほか国際クルーズ拠点の形成に向けて、民間事業者による旅客施設などの建設・改良に対して、資金の無利子貸付をおこなう。