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主要50社、16年上期の海外旅行は5%減、単価は7.9%減

  • 2016年11月27日

▽9月単月は8.6%減、9社が前年超え

 9月単月の海外旅行取扱額は8.6%減の1918億657万円となった。観光庁によると、昨年に比べて今年は日並びが悪かったこと、7月のニースでのテロ事件などにより海外旅行への不安が高まったことなどが影響した。

 取扱額を企業別で見ると、最も高かったのはジェイティービー15社計で10.2%減の372億5441万円。2位はHISで9.0%減の349億5079万円、3位はJTBワールドバケーションズで19.1%減の195億3206万円となり、上位3位は上期と同じ順位となった。

 伸び率では楽天が109.0%増の34億3186万円と最も伸長。次いで、名鉄観光バスが44.0%増の1945万円、京成トラベルサービスが15.6%増の1億210万円で、9社が前年を上回った。

 募集型企画旅行については、取扱額が16.9%減の592億6189万円、取扱人数は6.8%減の33万1410人となり、単価は10.9%増の17万881円と増加した。

 なお、海外旅行以外では国内旅行が7.1%減の2911億8938万円、外国人旅行が17.2%増の152億1781万円で、総計は7.1%減の4982億1376万円だった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
2016年度上期累計
2016年度上期(詳細データ)
9月単月