リトアニア、フォーサイトと契約、日本展開を本格化
リトアニア政府観光局はこのほど、日本代表にフォーサイト・マーケティングを指定し、3年間の業務契約を締結した。2015年の日本人旅行者数は約2万1000人だったが、今後の増加が期待できることから駐日リトアニア大使館や関係機関などと協力して、日本でのマーケティング活動を本格化する。9月下旬には経済副大臣のラサ・ノレイキネ氏らが率いる訪問団を招いて業界向けセミナーを開催したほか、「ツーリズムEXPOジャパン2016」にもエストニア、ラトビアとともに出展した。なお、フォーサイト・マーケティングは隣国ラトビアについても政府観光局の日本代表を務めている。
今後は研修旅行、プレスツアー、イベントへの参加、ウェブサイトの日本語化などとともに、ソーシャルメディアを使ったマーケティングも積極的に進める予定。また、現在の同国へのツアーはバルト3国を周遊するものが主流となっているが、将来的にはポーランドなどとあわせた新たなルートの形成や、個人旅行者をターゲットにしたモノデスティネーション化なども視野に入れるという。