台風17号でJTBのツアーバスが横転、8名負傷-台湾

  • 2016年9月28日

 このほど台湾に上陸した台風17号による強風で、9月27日午後にJTBメディアリテーリングが主催する「旅物語」のツアー参加者を乗せた高速バスが、中部の彰化付近で横転した。ジェイティービー(JTB)広報室によると、バスには乗客29名と運転手1名、ガイド1名の計31名が乗車しており、うち乗客8名が負傷。1名は重症だが命に別状はないという。事故当日にはツアーバスの受託先である現地の旅行会社が対応のために現地に向かったほか、翌28日にはJTBメディアリテーリングが社員2名を派遣。情報収集とツアー参加者の対応を開始した。

 JTB広報室によると、ツアーは羽田発着のパッケージツアー「デラックス台湾1周スペシャル4日間」。3泊4日の行程で台北、高雄、台中を周遊するもので、事故は25日に出発したグループが3日目に高雄を観光した後、台湾最大の湖である日月潭へ向かう途中で発生した。負傷者以外の参加者については、28日夕方の時点では詳細な情報が得られていないものの「行程通り無事に帰国されるはず」という。

 台風17号については、外務省が26日付で中国沿岸地域と台湾に注意喚起のための広域情報を発出。最新の気象情報の入手に努め、適切な安全対策を講じるよう呼びかけていた。

 なお、28日の夕方には台湾観光局が公式ウェブサイトで事故後の状況を説明。直ちに現地に出向いて状況確認などを実施したことを報告するとともに、今後は事故の再発防止に向けて「関係者とともに厳正なる対処を早急におこない、日本をはじめ世界から訪れる観光客の皆様に安心・安全で快適な環境を提供すべく尽力する」と述べている。