ルイジアナ州、洪水後の復旧をアピール、観光施設など通常通りに
米国のルイジアナ州観光局は現地時間の8月17日に声明を発表し、11日から続いていた豪雨で営業を停止していた観光施設などが、一部を除いて通常営業を再開していることをアピールした。同州は豪雨による大洪水を受け、12日に同州知事のジョン・ベル・エドワード氏が、9月10日までの非常事態宣言を発令したところ。現地の報道によると16日の時点で、2万人以上が避難を強いられたという。
ルイジアナ州観光局によると、被害を受けたのはミシシッピ川沿いのバトンルージュなど。現在は主要道路の通行止めも解除されており、観光施設やホテルはバトンルージュの「Capitol Park Museum」などを除き、通常通りの営業をおこなっているという。被害を最小化するための水路の閉鎖や、主要道路以外の交通規制などについては引き続き実施する。
なお、観光客が多く訪問するニューオリンズやメキシコ湾岸地域、セントラル地域、ノーザン地域は被害が少ないとのこと。ニューオリンズ観光局代表取締役CEOのステファン・ペリー氏は、「観光局はニューオリンズの観光産業と協力して風評被害を防ぐとともに、被災地域の復旧作業を急ピッチで進めている」とのコメントを発表している。