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JATA、欧州回復に向け「緊急フォーラム」、6月24日に

  • 2016年5月18日

 日本旅行業協会(JATA)は6月24日、旅行会社などを対象に「欧州旅行復活に向けた緊急フォーラム」を開催する。パリやブリュッセルで発生したテロ事件などの影響で低迷が続く欧州旅行の回復に向けたもので、場所はJATA研修室。100名の参加者を募集する。

 JATAは2016年を「海外旅行の復活の年」と位置づけて重点方面の需要喚起に取り組んでいるところ。3月には「中国旅行新時代に向けて」をテーマに「中国旅行復活緊急フォーラム」を実施している。

 この日のフォーラムでは「欧州旅行活性化に向けた逆風下での売れ筋商品とは」をテーマに、パネルディスカッションを開催。モデレーターとしてJATA副会長で海外旅行委員長を務めるワールド航空サービスの菊間潤吾氏が、パネリストとしてTeam EUROPE委員長を務めるグローバルユースビューロー会長の古木康太郎氏、JTBワールドバケーションズ欧米部長の鈴木浩之介氏、スイスインターナショナルエアラインズ(LX)日本・韓国支社長の岡部昇氏が登壇する。

 続いて、JATA海外旅行推進部副部長の保坂明彦氏による「Team EUROPEが取り組む新素材『欧州文化首都』報告会」を開催。JATAが観光局や航空会社などと共同で需要喚起に取り組んでいる「Team EUROPE」の16年度の活動計画などを紹介する。

 そのほかフォーラムの開始前にはワークショップも開催し、欧州系航空会社が6社から9社程度、在日欧州観光局または大使館が15ヶ所から20ヶ所程度出展する予定。最終的な出展者は6月上旬に発表するという。